現場管理者ならば知っておくべき「ハラスメント対策」の基礎知識

セクハラ、パワハラに関わる問題は枚挙に暇がありません。職場に限らず、スポーツから教育の現場まで、このハラスメントをどうなくしていくかということが今かなり大きな課題となっています。「ハラスメント」の元である英語 Harassment の意味は「なにかしらの脅かすような行為をすること」です。脅かす、というとかなり暴力的に感じますが、実はそうでもありません。力を持つ人間の行為にはすべて拘束力があります。もちろん、うまく振る舞えば職場の統制がとれ、仕事は円滑に進むでしょう。しかし、職場での権力は、振る舞い方を間違えればすぐに相手を脅かす力に変わります。また、職場でのハラスメントは、上司と部下という関係にとどまらず、先輩後輩、同僚、取引先、現場の労働者間といったすべての状況で起こり得ることは意識しておく必要があります。

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仕事のモチベーションを上げるためにするべき4つのこと

イマイチ仕事の効率があがらない、なんとなく仕事の時間が過ぎていく、という状況に直面している人も多いのではないでしょうか。また、管理職は「最近の新人たちはモチベーションがないなあ」と感じることがあるかもしれません。少し前からモチベーション・マネジメントという言葉も聞かれるようになりましたが、どういった方法を用いればモチベーションを上げることが可能なのでしょうか。

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「安全衛生経費」の確保が、現場の安全を高める

建設現場における労働災害の死傷者数は依然として発生しており、現場を管理する上で安全上における改善が日増しに求められています。 現場での様々な取組や一人ひとりの安全意識についての対策は必須ですが、取組や対策を行うには意識改革や現場における工夫だけではなく、当然ですがそれにはお金も必要となります。その対策を行うための費用にあたるのが「安全衛生経費」です。

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不安全行動防止にも効果アリ!? 現場でのメンタルヘルス対策

労災発生状況確定値(厚生労働省発表)によると、2017年の建設業の労災による休業4日以上の死傷者数と死亡者数は、過去最小だった2016年を上回り増加に転じました。2016年に294人だった死亡者数は323人と増加しています。また、この死亡者数は全産業の中で最多の33.0%を占めています。特に、労働者扱いとならない「一人親方など(中小事業主や役員、家族従業者を含む)」の死亡者数は103人で、前年の47人から倍増しています。この点について厚生労働省は「建設工事従事者の安全及び健康の確保に関する基本的な計画」において「特段の対応が必要」とコメントしています。

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IoTを導入して「見える化」すると、現場はどう変わるのか?

身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる仕組み、IoT(Internet of Things)の現場への普及が進んでいます。これによってこれまでインターネットとは無縁だった機器が相互通信し、遠隔からも認識や計測、制御などが可能となりました。人が操作してインターネットにつなぐだけではなく、機器が自らインターネットにアクセスすることがIoTの特徴です。このIoTを現場に導入する事によって「見える化」を促進する事は、今や効率化に不可欠となっています。

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<国土交通省事例>現場への女性入職・定着は進んでいるのか? 

いわゆる“男社会”の筆頭であった現場の仕事に進出する女性が増えています。背景には日本全体における労働力不足や、担い手の確保、多様な働き方を許容する社会機運などが挙げられます。今から先立つこと2014年8月には国土交通省と建設業5団体が「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を発表しています。官民をあげて女性の入職および活躍を加速化させるべき取り組みは、今どこまで進んでいるのか。事例から現状を探りたいと思います。

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働く女性の支援制度 正しく知って企業と女性のメリットを最大限に

労働人口の減少を背景に、女性を“現場”でみかけるシーンも増えていますが、ポジティブな理由で女性を採用している企業はまだまだ多くありません。また、女性側からしても、“現場”仕事をする企業の受け入れ体制などに不安を抱え、なかなか就業、入職しようと手を挙げづらい状況にあるようです。そこで今回は主な女性支援制度について解説。女性、企業双方にメリットのある新しい現“現場”仕事のあり方について探ってみたいと想います。

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気温だけじゃない! 生産性向上を目指すなら、現場の湿度にも気を配る

2018年は例年にない猛暑に今まで以上、熱中症や熱射病という言葉を耳にする機会が増えています。総務省消防庁は2018年7月31日、7月23日〜29日の1週間で搬送された熱中症患者が全国で1万3,721人(速報値)と発表しています。このような被害の深刻さも後押しとなり、各所で熱環境でのあり方、過ごし方などが見直されており、各人の熱中症への対策も少しずつ進んでいるといえます。一方で、気温にばかり目が行きがちですが、熱中症予防には湿度対策も重要であることをご存知でしたか? 今回は湿度対策の重要性についてご説明します。

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